六星占術における天王星人は、物事にけじめをつけたり、きちんと筋をとおしたりすることが大の苦手です。
『事なかれ主義』で、物事を収めてしまおうとするのが特徴で、理性や知性より感情や人情を優先するタイプといえるでしょう。
寛容な精神の持ち主だけに、他人に対しても広い心で接することができます。
どんな人の考えでも、また、どんな意見にでも耳を傾けますし、性格や表情もチャーミングで人見知りをしません。
どんなときでも人づき合いを大切にしますから、なんでも話せる友人がたくさんいるのも天王星人の特徴でしょう。
ただ、いつもだれかがそばにいないと不安でたまらないという『寂しがり屋』でもあります。
しかし、こうした性格は、ビジネスの世界においては、『けじめのないルーズな人』と評価されがちです。
また恋愛面では、かえってだらしなさが目立ち、異性間のトラブルに巻き込まれることも少なくありません。
とくに”大殺界”にはいると、不倫や三角関係の中心人物となってしまい、人間関係の泥沼にはまるといったこともよくあります。
とかく優柔不断なため、何かを決めなければならないという局面でも、決断力に乏しい面が顔を出します。
こちらを立てるとあちらが立たないといった具合に迷うのですが、それは同時に、「人」を大切にしようとする優しさをもっていることを意味しているのです。
その半面、天王星人は現実主義的な面も持ち合わせています。
好意をもった人には言葉でいわず、品物を贈ってその意思をあらわします。
また、人から物をもらったりすると、心がこもっているかどうかということよりも、それが金銭的に高価なものか、または安価なものかで、その価値を判断しがちです。どんなに心のこもった贈り物でも、安価なものでは喜ばないところがあるのです。
愛情をお金に換算してしまうタイプといえるでしょう。
ただ、困難な状態におちいって一時的に落胆するようなことがあったとしても、そうした気分を引きずることはない楽天家でもあります。
しかし、天王星人は、将来はこうなりたいという大きな夢をもつと、何があってもくじけない強さをもっていますから、夢をみつづけることができるロマンチストともいえるでしょう。
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